びんの制作方法は、現在全自動製瓶と半人工という半分人の手で制作される方法があります。ここでは、半人工についてご紹介いたします✨

 

〈制作工程〉

1.ガラスをつぼ(炉)の中から鉄の棒で巻き取る。この時、ガラスは約1200度🔥

 巻き取る量は、人の手の感覚。これぞ職人技

2.巻き取ったガラスを、粗型(わんがた)というおおよそのびん形を作るための金型に流し入れる。

3.最初に口部分を成形する。※エアーにて形成するのは全自動製瓶機と同じ。

4.次に、仕上型に入れ替えて、びんの形状になるように成形する。

5.型から取り出し、徐冷炉に入れ徐々に冷却させる。

 ※取り出した直後の温度は700℃ぐらい。

 ※ビリ(キズ)が付きやすい温度帯なので要注意👀

 

半人工は人の手で作られるため、一日に数本から三千本程度が限界。

全自動製瓶機とは異なり、オリジナルの形状が制作できるという利点があります

しかし、コストは割高にはなってしまうことと、現在では半人工のガラス制作を行うところがほとんどなくなってしまっている欠点もあります💦